ご挨拶

Greeting

国際交流/留学生センターは、その前身である「留学生センター」の成果を引き継ぎ、2023年度に改名されました。本センターが創設以来行ってきた様々なプログラムによる留学生の受け入れに加えて、海外に留学する日本人学生を増やし、教育のグローバル化に寄与することを目的とした戦略を反映したものです。

 本学は、現在、海外の約60の大学と学術・学生交流協定を締結しており、多くの交換留学生を受け入れています。また、本学ならではの取り組みとして、1985年以来、文部科学省国費外国人留学生制度に基づく教員研修留学生を、1988年からは日本語・日本文化研修生を受け入れて来ました。本学で学ぶ外国人留学生は約300名います。

 本センターでは、1998年の創設以来、外国人留学生に対する日本語予備教育および日本文化・日本事情に関する教育、修学上および生活上の指導助言を行って来ました。日本語教育、日本理解教育に関する授業を行うと同時に、伝統芸能の見学、見学旅行等、外国人留学生の行事を実施しています。また、国際交流に関する取り組みとして、外国人留学生と日本人学生や地域社会との交流にも力を注いでいます。

 教員養成大学の国際交流/留学生センターとして、留学生教育に加えて、今後は国際交流事業の充実により教職を志望する本学学生に国際的な視野を持たせることがより強く求められています。一方、本センターを取り巻く環境は決して楽観できるものはなく、その運営は内外の多くの方々の支えにより成り立っています。今後も皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願い致します。

国際交流/留学生センター長 原田和雄